先輩からのメッセージ7 - 株式会社サステック

PCを使う仕事がしてみたくて。上向きな業績や安定性も魅力でした。

Section 1

Q.まったく違う業界からの転職だそうですね？

以前は半導体を作る会社で、いわゆるクリーンルームで製造の仕事をしていました。そこでPCを使う仕事があって興味を持ったのですが、単純作業だけで物足りなさを感じていました。
次の仕事はPCを使う職種で探そうと思っていたところに、サステックの求人を見つけて。 未経験の分野でしたが、新しいことにチャレンジしてみたいという気持ちで応募しました。

面接時の印象は、キレイな工場だな、清潔感があるなということ。緊張しすぎていて他のことはほとんど覚えていません（笑）。あとは家族と相談して、土日が休みなことや、業績が上向きで安定していることから、こちらでお世話になることに決めました。

Q.大きな変化でしたが、チャレンジしてみてどうでしたか？

専門的なことが多いので、初めは先輩にいろいろ教えてもらって、徐々に慣れていきました。 入社後7年ほどは、お客様の材料を預かって加工する「受託業務」を担当していました。これはお客様の持ち物を注文通りに加工するので、ミスが許されないという緊張感がありましたね。
その後、自社の材料の加工指示を出す「加工指示作成」を経験させてもらいました。

慣れるまでは大変でしたが、今は一通り流れも分かり、だいたいのことはできるようになりました。 みっちりやったこの7年の経験が、今「納期管理」という業務ですごく役に立っています。

自分の力が及ぶ限り頑張る。必要としてもらえる事がうれしいから。

Section 2

今私が担当している納期管理は、「お客様の望む品を希望する納品日に届けられるよう工場のスケジュールをコントロールする」というもので、いわゆる工場全体の司令塔のような役割です。
製品がお客様の望む形にできあがるまでには、大きな母材^※を特定の幅に切ったり、巻き込んだり、いくつもの工程を経なくてはいけない。ものによって工程数は違うので、当然納期も変わってきます。
それを逆算して営業の方に納期予定を伝えて、納期を確定していくというのがざっくりとした仕事内容。ここをミスしてしまうと会社全体に影響してしまうので、非常に責任の重いポジションです。

※母材：加工する前のステンレス素材で、ロール状に巻かれています。

Q.とても難しそうな業務内容ですね？

一番難しいのは営業の方との納期調整です。営業の方は「どうしてもこの日までに欲しい」というお客様の希望を背負っている。
でも私たちが精一杯やっても希望通りにできないこともあり、そんなときは現場と営業の板挟みになってしまうので、それが難しいところです。
世渡り上手な人なら大丈夫でしょうけど、なかなかタフな仕事です（笑）。

でも必要としてもらえるのは素直にうれしいので、自分の力が及ぶ限り頑張ります。
私の正面が上司の席なので、とても相談しやすい環境です。一人で判断できないような難しい案件はどんどん相談するようにしています。

自分の言葉と行動で、チームのみんなに伝えられたら。

Section 3

Q.入社して8年目、経験を積んできて今感じることは？

中学生の時からずっとバレーボールを続けていますが、最近思うのは「スポーツと仕事には共通点が多い」ということ。どちらもチームで動くので、仲間の立場を思いやることが大事なんじゃないかと感じています。

若い頃はどうしても自分のことを優先してしまいがちだったと思います。
でも仕事の量には波があるので、状況に応じて互いに助け合えれば一番いいですよね。だから今は、周りを見て自分から声をかけるように心がけています。

Q.そういった心境に変わったきっかけは何かあるのでしょうか？

きっかけは、加工工程の仕事をしているとき、いつもサポートしてくださっていた先輩たちが異動になった頃からだと思います。自分がコントロールする立場になったことに徐々に気付きはじめて、「今のままじゃだめだ」と。

経験を重ねるうちに、以前は自分のことでいっぱいいっぱいだったのが、徐々に周りも見られるようになってきたように思います。自分から周囲の状況に応じて、「これお願い」とか、「それ、こっちで対応しようか？」と声をかけられるようになった。視野が広くなったというか、見え方は確かに変わっていると思います。

※ 所属部署は、インタビュー当時の部署を掲載しています。

6:15	起床
7:50	出社。翌日の加工順を確定
13:00	仕事の内容により昼休みは少し遅め
14:00	翌々日の加工順を検討
17:00	退社。仕事のやり残しがある時は残業します
18:00	帰宅。夕食をとり娘とお風呂
24:00	就寝